2004年は、チェコが生んだ世界的な作曲家、スメタナ生誕180年、ドヴォルジャーク没後100年、ヤナーチェク生誕150年、そしてスークの生誕130年にあたります。そこでチェコ共和国政府は2004年を「チェコ音楽年(Czech Music in 2004)」 と定め、チェコ音楽を多くの人に聴いていただきたいと世界各国に協力を呼びかけていますが、日本においては、1970年代よりチェコとの音楽文化交流を行ってきたジャパン・アーツに、チェコ共和国政府より、チェコ音楽年に呼応する音楽祭の開催の要請がありました。
ジャパン・アーツでは、2004年にチェコから演奏団体や音楽家を招聘する、あるいはチェコの音楽を取り上げる予定の日本の関係者に呼びかけたところ、東京藝術大学を含む11団体が賛同の意を表明し、今年の9月から12月にかけて、「チェコ音楽2004」を日本において開催する運びとなり、昨年10月にチェコ共和国大使館において実行委員会を結成いたしました。
わが国においてはチェコの音楽が非常に愛好されており、特に、ドヴォルジャークは、交響曲「新世界」や「チェロ協奏曲」が多くの人々に親しまれています。スメタナも「わが祖国」や、チェコ語によるオペラ「売られた花嫁」の作曲家として有名です。ヤナーチェクは、「シンフォニエッタ」や最近ではオペラ「イェヌーファ」が親しまれております。また、チェコは優れた音楽家も多数排出しており、指揮者のノイマン、コシュラーはじめ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団やスメタナ弦楽四重奏団、スーク・トリオなど多くのすばらしいチェコの音楽家や演奏団体が、日本を訪れ深い感銘を与えてくれています。
「チェコ音楽祭2004」には、チェコからすばらしい演奏団体や演奏家が参加するばかりでなく、日本側からもオペラ、オーケストラ、ソリストたちそれに音楽大学の特別企画が参加します。

「チェコ音楽祭2004」は、チェコ音楽による音楽文化交流の一層の促進を図るとともに、両国国民の相互理解をふかめ友好親善の発展を目指します。

   2004年2月    
    「チェコ音楽祭2004」実行委員会